40坪の外壁塗装の相場ってどれくらい?新潟の優良塗装業者を選ぶポイントもご紹介

住まいは年月を重ねる中で、さまざまな部分が少しずつ経年劣化していきます。特に外壁は、常に雨や風、太陽の光に晒されているため、ケアが要求される部分です。

外壁塗装は定期的に必要ですが、それほど頻繁には行わないため、費用の相場に詳しくない方もいるのではないでしょうか。

今回、40坪のお家の外壁塗装をご検討中の方へ、費用相場をお伝えします。適正な相場を知ることで、外壁塗装依頼する際に失敗しないよう、こちらの記事情報をお役立てください。

40坪の住宅の外壁塗装の費用相場は?

シリコン塗料を使用し、40坪の住宅の外壁塗装を行う場合、おおよそ90万円が相場となります。

ウレタン塗料の場合、少し安い85万円程度が相場になりますが、耐用年数は短めです。

一方、フッ素塗料の使用では132万円が相場で、耐用年数は長いことが特徴です。

したがって、40坪の住宅の外壁塗装の一般的な費用は、約90~140万円の範囲となります。

この価格には、足場設置費や高圧洗浄費、養生費などが含まれており、工事の全体的な費用を考慮したものです。ただし、使用する塗料の選択や住宅の特性、外壁の状況などによって、この価格は変動する可能性があるため、これらの数字はあくまで目安として参照するのが良いでしょう。

外壁塗装にかかる費用の内訳は?

40坪の住宅の外壁塗装でかかる費用の相場がわかったところで、具体的な内訳についても理解しておくことが大切です。

外壁塗装にかかる費用は以下4つがあり、何にいくらかかるのかを把握しておくことで適正な見積書なのかを確認するのに役立ちます。

・塗料・材料費 - 約20~25% (20万円〜25万円程度)

・足場代 - 約15~20% (15万円〜20万円程度)

・人件費 - 約30% (30万円)

・諸経費・運営費 - 約30%  (30万円)

※()の価格は100万円で依頼した場合

それでは、それぞれの費用の内訳について解説していきます。

**足場代(15~20%)**  

外壁塗装に際して、足場代は費用の大きな部分を占めるポイントになります。

外壁塗装は高所での作業を伴い、職人の方々が安全で安定した環境での作業を保証するためには、足場が必要不可欠となります。

その設置や材料の運搬に発生する経費が、総額の15~20%を占めます。

**人件費(30%)**  

外壁塗装は、塗料を塗る作業だけでなく、養生、高圧洗浄、補修、下地処理といった多岐にわたる工程を経て完成します。

これらの一連の工程は、熟練した職人の手で丁寧に行われるため、それに伴う人件費が発生します。

見積もりには明記されていないことが多いですが、業者が工程ごとの必要な時間を前もって計算し、その結果を単価に反映させていることが通常です。

**諸経費・運営費(30%)**  

外壁塗装の全体のコストのうち、約30%が諸経費や運営費として計上されます。

塗料や高圧洗浄機といった材料や道具の運搬費はもちろん、職人の移動のための交通費も考慮に入れられます。

さらに、現場の管理やアフターサービス、保証にかかる経費も含まれています。

諸経費が非常に低い場合、サービスや保証の品質が充実していない可能性もあるため、しっかりとどのような内容の経費が含まれているのかを確認しておくことが大切です。

新潟市で「優良塗装業者」を選ぶためには?

塗装業者を選ぶ際には、一時的な雰囲気や印象に流されることは避けましょう。見た目だけでなく、確かな信頼性や品質に基づいて選ぶことが重要になってきます。

大幅な値引きなどの甘い言葉に乗せられて契約することも、悪徳業者の一般的な手法であり、注意が必要です。

そこで、安心して選ぶための「優良業者の見極め方」についてご説明いたします。

保証やアフターフォローが充実している

万一トラブルが発生した場合、信頼できるサポート体制が整っているかどうかは、重要な要素です。

大きな被害が発生したにもかかわらず、保証の対象外だったという状況を避けるためには、適切な保証サービスや保険の選択、そして頼りになるアフターサービスを提供している業者を選ぶことが肝要です。

目的に合わせて最適な塗料を提案してくれる業者

依頼者の要望や外壁の状態、建物の場所や用途などから、最適な塗料は自然と絞りこまれてくるものです。お住まいに最も相応しい塗料と施工方法は、必ず存在します。

単に価格だけを重視して提案してくる業者ではなく、真に依頼者の目的に合致した提案をしてくれる業者を選ぶことが大切です。

スタッフの技術力が十分にある業者

スタッフの技術力を判断するのは、依頼者にとっては困難なことです。しかし、技術力を評価する指標は、いくつか存在します。

例えば、必要な作業に対応するための適切な資格を持っているか、各種業者団体に所属しているかなどです。また、建設業許可を取得しているかも重要ですし、各都道府県の塗装業協同組合への加入も業者の信頼性の目安となります。

実績のある塗装業者

実績のある塗装業者は、信頼性があるといえます。もちろん、これが全てに当てはまるわけではありませんが、長い期間経営を続けている業者は悪徳業者ではない可能性が高いでしょう。

悪徳業者は口コミなどで悪評が立ちやすく、数年も経たずに消えてしまうことが多いのです。しかし、創業から20年以上の歴史を持つ塗装業者は、その実績と評判から経営が続けられているといえます。

新潟市の塗装業者とトラブルになったらどうする?

ここまで、悪徳業者の危険性について詳しくご説明しました。しかし、万が一施工後にトラブルが発生してしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか?

最後に、新潟市で塗装業者とトラブルに巻き込まれた際の適切な対処法をご紹介いたします。

クーリングオフ

外壁塗装や屋根塗装の場合、新潟市を含めて、契約後の8日間以内であればクーリングオフ制度が利用できます。ただし、注意が必要なのは、自分から業者に依頼した場合(訪問営業ではない場合)は解約ができないという制限があることです。

実際に外壁塗装や屋根塗装を行う場合、契約から施工完了までに8日以上かかってしまうことがほとんどです。そのため、残念ながらクーリングオフ制度を利用できる機会は非常に限られているといえます。

消費生活センター

残念なことに、悪徳業者はクレーム対応にも熟練しており、個人の力だけで対抗することは困難であることが予想されます。

そんな状況の場合、新潟市にある消費生活センターに相談することは、非常に効果的な手段です。消費生活センターの詳細は以下の通りです。

住所〒951-8507 新潟市中央区西堀前通6番町894-1 
西堀ローサ内
電話番号
(平日 9:00〜16:30)
(025)228-8100(相談専用)

※必ずしもトラブル解決が保証されるわけではないことに留意してください。

住まいるダイヤル

住まいるダイヤル(正式名称「公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター」)は、相談窓口として有名な存在です。特にリフォーム関連のトラブルに関しては、その知名度は非常に高く、新潟市内でも多くの人々が信頼して利用しています。

こちらの公益財団法人は、国が厳格に認めた法人であり、その信頼性は折り紙付きです。実際に起きた詐欺の事例なども紹介されており、塗装をする前に一度チェックすることをおすすめします。